先輩社員の声vol.4
自分の行った作業が
誰かの安全につながる喜び
地元の工業高校を出た後、関東の工業系の大学に進学して土木を学びました。大学卒業後は土木系以外の仕事をやってみたくて別の業種に就いていましたが、あまり長くは続きませんでした。
そこで再び土木系の職を探し、地元を中心に何社か会社見学をしましたが、最終的に日本海技術コンサルタンツを選びました。決め手は雰囲気です。前職が忙しい仕事だったこともあってか、社内の雰囲気的がとても良さそうに感じられ、ここなら長く勤められるかもしれないと思ったのが入社を決めた理由です。
最近は主に斜面やのり面(切土や盛土により作られる人工的な斜面)の点検業務を行っています。山中に分け入り、道路に落ちる危険のある落石源を探したり、地すべりや落石を防いでいる対策工に劣化がないか、あればどの程度の劣化状況なのかを調べ、その内容をまとめています。それから、地盤調査もあります。地すべり地の地質をボーリングで調査したり、様々な観測機を設置して地盤の動き等を調べることもあります。
山中を歩き回るような作業が多く、体力的には大変な部分もありますが、その分やり遂げた時の達成感もひとしおです。目に見えて成果の出る業務ではありませんが、自分の行った作業が誰かの安全につながることは、十分なやりがいとなっています。
今の目標は地質調査技士の資格を取ることです。資格を取ることに関しては会社からもすごくサポートしてもらえるので有り難いです。今はまだまだ知識も経験も足りず、自分のできることは多くありませんが、今後この仕事を続けていくにあたり、できることを一つ一つ増やしていくことで、今よりもっと大きな達成感を得ることができると思っています。